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基礎講座

猫のフィラリア症

● 猫もフィラリア症(犬糸状虫症)にかかります

フィラリア(犬糸状虫)は、犬の心臓の寄生虫で、恐ろしい病気を引き起こします。
最近になってこの寄生虫は犬だけではなく、猫にも寄生し、大きな脅威を与えていることが解ってきました。そして、猫の場合は犬と異なり、主に肺に障害を起こすといわれています。フィラリアは、蚊が媒介するので、フィラリア症は蚊の多い日本では、犬にとってもっとも重要な病気の一つです。
フィラリア感染の多い日本で、今まで猫で注目されなかったのは、診断法が難しく、発見が困難なためだと考えられています。

フィラリアってどんな虫?
フィラリアは猫の体内では21cmにも達する寄生虫です。心臓や肺の血管内に住み、血の中の栄養分を吸収して生きています。
また、まれにフィラリアは脳など、心臓や肺以外の部分に寄生することもあります。
  
猫のフィラリアとは?
フィラリアの成虫が、心臓や肺の血管内に寄生すると、血液のめぐりが悪くなり、心臓や肺、肝臓に障害を起こします。
また、わずか2匹のフィラリアが寄生するだけで、突然死が起こることもあります。
  
フィラリア感染はどうやっておこるの?


フィラリアは蚊によって運ばれ、感染します。

. フィラリアにかかっている動物の血液中にはフィラリアの子虫
  (ミクロフィラリア)がいて、蚊が血液を吸うときに蚊の体内に入ります。
2. 2〜3週間の間に子虫は蚊の体内で成育し、他の動物に感染する幼虫に成長します。
3. この蚊が猫から吸血するとき、その傷口から幼虫が猫の体内に進入します。
. 幼虫は、皮膚を通り抜け、猫の体内で成長します。
.最後に心臓や血管にたどり着きます。

  
フィラリア症の症状は?
猫の場合、犬とは違って、何らかの症状が出てきたときには、すでにフィラリアは猫の体をむしばんでいて、健康そんな猫でも
フィラリア症で突然死することがあります。もし、症状が出てくる場合には、次のようなものがあります。
 ・しつこい咳
 ・呼吸困難
 ・嘔吐
 ・うつ状態
 ・疲労
 ・元気消失
  
治療法は?
猫のフィラリア症の診断は難しく、たとえ、診断できてもよい治療法はありません。
  
フィラリア症の予防法は?
蚊に刺されないことですが、ふつうの生活で全く蚊に刺されないことは困難です。
予防薬でフィラリア症から猫を守ってあげることができますので、動物病院にご相談ください。

※このページは、メリアル・ジャパンの「猫フィラリア症」についてのパンフレットを元に作成いたしました。



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